不動産ニュース / 開発・分譲

2024/6/7

スマートホーム販売本格化。宿泊型体験も/三菱地所

 三菱地所(株)と三菱地所ホーム(株)は7日、総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」を搭載したスマートホームの販売を本格始動し、宿泊体験の提供も開始すると発表した。

 ホームタクトは、住宅設備機器・家電をコントロールできる、三菱地所が提供するスマートホームサービス。遠隔地から玄関のカギを施錠したり、空調の温度を調整することができるほか、「いってきます」等の声に合わせ家中の機器の電源を切るといった「シーン機能」も備える。

 同サービスと、三菱地所ホームでの新築注文住宅契約者の9割以上が採用する全館空調システム「エアロテック」の連携が実現。このほどスマートホームの販売を本格化することとなった。

 なお、都市型邸宅のフラッグシップブランド「ORDER GRAN」シリーズのモデルハウスとして2017年から供用している「ORDER GRAN 赤坂」(東京都港区)をIoT住宅にリニューアル。新築注文住宅検討者を対象に、宿泊体験の提供も開始した。毎週最大3組の新築注文住宅検討者を案内する。

  23年10月にオープンした「『三菱地所のリフォーム』KIGOCOCHI ショールーム」(横浜市西区)においても、ホームタクトを導入。スマートホームで実現できるライフスタイルを提案していく。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。