(株)東京カンテイは13日、2024年5月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出したもの。
首都圏の平均賃料は3,657円(前月比0.1%上昇)と、わずかに上昇。前月比で7ヵ月連続で前月比で連続で上昇した。都県別では、東京都は4,179円(同0.3%下落)と7ヵ月ぶりに下落。平均築年数が1年近く進んだ千葉県(2,042円、同2.4%下落)も大きく水準を下げた。一方、神奈川県(2,948万円、同2.6%上昇)では横浜市が、埼玉県(2,093円、同2.4%下落)ではさいたま市や川口市が県平均を大きく押し上げた。
近畿圏の平均賃料は2,312円(同0.7%上昇)と、主要エリアがそろって強含み、5ヵ月連続の上昇。大阪府では2,662円(同0.7%上昇)と5ヵ月連続のプラスを示しており、トレンド自体も堅調に推移している。兵庫県も1,818円(同0.7%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇した。
中部圏の平均賃料は1,968円(同0.6%上昇)、愛知県も2,033円(同0.7%上昇)と、そろって3ヵ月ぶりに上昇した。