不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/6/20

レインズ、成約件数が13ヵ月連続増

 (公財)不動産流通推進センターは20日、2024年5月の指定流通機構(レインズ)の活用状況を公表した。

 新規登録件数は32万8,791件(前年同月比2.9%減)と、2ヵ月連続で減少した。成約報告件数は4万4,925件(同2.6%増)となり、13ヵ月連続の増加。総登録件数は84万8,370件(同0.2%増)と、14ヵ月連続の増加となった。

 売り物件については、新規登録件数11万7,118件(同4.7%増)と、17ヵ月連続の増加。成約報告件数は1万5,053件(同8.3%増)となり、12ヵ月連続での増加となった。総登録件数は41万5,855件(同14.2%増)で、24ヵ月連続で増加した。
 賃貸物件は、新規登録件数が21万1,673件(同6.7%減)となり、減少が27ヵ月続いている。成約報告件数は2万9,872件(同0.0%減)と、小幅ながら2ヵ月連続で減少した。総登録件数は43万2,515件(同10.4%減)で、21ヵ月連続で前年同月を下回った。

 売り物件の取引態様別件数は新規登録のうち媒介契約が7万5,391件(同3.8%増)。内訳は専属専任媒介が1万1,368件(同7.0%増)、専任媒介が3万9,270件(同8.4%増)、一般媒介が2万4,753件(同3.9%減)となった。売り主は3万9,898件(同7.2%増)、代理は1,829件(同9.9%減)。

 成約報告については、媒介契約は1万2,272件(同8.5%増)。そのうち専属専任媒介が2,462件(同6.6%増)、専任媒介が8,003件(同9.1%増)、一般媒介が1,807件(同8.6%増)となった。売り主は2,737件(同8.4%増)、代理は44件(同30.2%減)となった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。