ヒューリック(株)は10日、物流施設「ヒューリックロジスティクス橋本」(神奈川県相模原市)を竣工したと発表した。首都圏の人口集積地に近接した立地で展開する「ヒューリックロジスティクス」シリーズの第4弾。
JR相模線「南橋本」駅から徒歩4分。圏央道「相模原愛川」ICから 6.5km、同「相模原」ICから7kmに位置する。敷地面積は約2万7,927平方メートル。鉄骨造地上4階建て、延床面積約6万2,797平方メートル。
建築基準法耐震基準の約1.25倍の強度の構造体を採用。さらに2回線受電や72時間相当の非常用発電、マンホールトイレを整備し、BCP性を高めた。
1・2階、3・4階のメゾネットでの利用が可能。最大4区画に分割できる。1平方メートル当たりの床荷重は1.5t、梁下有効高は5.5m、柱間隔は12.2m×10.5mのワイドスパンを実現した。倉庫内の区画壁はシャッター主体とし、庫内レイアウトの自由度を高めた。共用部には就業者向けのラウンジを用意した。
BELS(★★★★★)、CASBEE認証Aランクを取得。大容量の太陽光発電設備も設置し、ZEB認証を取得した。今後、DBJ Green Building 認証(★★★)も取得する予定。