東急不動産(株)は10日、マルチテナント型物流施設「LOGI’Q(ロジック)蓮田」(埼玉県蓮田市)を着工した。
同物件は、伊藤忠商事(株)、伊藤忠都市開発(株)と共同で開発するもの。圏央道「白岡菖蒲」ICから約1.7kmに立地。敷地面積は約1万4,000坪、建物は鉄骨造4階建て、延床面積約3万坪の大型物流倉庫。CASBEEやBELS、ZEB Readyなどの環境認証も取得する予定。
3フロアに最大6テナントが入居可能なマルチテナント型。立地特性を生かし、国道から直接2階へアクセスできるスロープを設ける。BCP対策として、1階床レベルを内水氾濫浸水レベルより高く設定。非常用発電機も設置する。屋上には太陽光パネルを設置し、施設の使用電力として自家消費する。テナント従業員向けにカフェテリアも設ける。
また、BIMモデルを活用したAR(拡張現実)を工事管理やリーシングに導入する。竣工は2026年1月予定。