不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2024/7/10

ケネディクス他、賃貸戸建て対象の不動産ST公募

 ケネディクス(株)は9日、野村證券(株)、(株)SMBC信託銀行、(株)BOOSTRYと共同で、賃貸戸建てを投資対象とした不動産セキュリティトークン(ST)を公募、発行を完了したと発表した。

 ケネディクスは2021年8月に不動産STを発行して資金調達を行なう不動産セキュリティ・トークン・オファリング(STO)を国内で初めて実施。一方同年から、戸建賃貸住宅「Kolet」(コレット)の投資家向け販売も進めてきた。今回この2つの事業を融合。不動産STO第12弾として、コレットシリーズを投資対象とする不動産STを公募した。

 STに組み込んだのは、首都圏1都3県に所在する賃貸戸建住宅484戸(462物件)。この信託受益権を信託財産として、受益証券発行信託を組成。その証券情報をブロックチェーンを基盤とする不動産STで管理する。不動産受益権価格は約207億円。発行総額は約92億円。運用期間は5年1ヵ月。

 今回の不動産ST公募で、同社のグループ会社が運用する不動産STの資産規模は約1,400億円となる。 

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年11月号
 “令和的”不動産店舗って?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/10/5

「月刊不動産流通2024年11月号」発売中!

「月刊不動産流通2024年11月号」好評発売中です。

特集は、「働く、集う、楽しむ。“令和的”不動産店舗 」。コロナ禍やDXの推進等も契機となり、私達の働き方は大きく変わりました。そうした中、これまで以上に集まりたいと感じるオフィス・店舗の整備に注力する企業も見られます。今回は、外観や内装のデザインなど趣向を凝らし、ユーザーやスタッフが集いたくなる店舗運営に取り組む不動産会社を取材しました。

実務に役立つ連載コーナーも豊富に掲載しています。noteでの試し読みも♪