3Dプリンター住宅を展開するセレンディクス(株)は17日、新たに3台の建設用3Dプリンターを導入して生産力拡大を図ったと発表した。
同社の住宅を生産する3Dプリンターは、同社および協力企業である(株)新昭和と、タマキハウジング(株)が保有。今回導入する3Dプリンターは、コンソーシアム企業との連携で開発した専用仕様のもので、千葉県と熊本県、沖縄県に設置する。所有・管理は協力企業が行ない、セレンディクスは製造ノウハウや設計データ・材料などを提供する。
今期から量産準備として提携出力工場の拡大を進めており、年末までに12台に増やす計画。製造拠点を分散させることで輸送費の低減・コストダウンも目指す。