不動産ニュース / 開発・分譲

2024/7/19

三井不、初の東南アジアでの賃貸住宅事業

「三井サービススイート ブキッ・ビンタン シティ センター」外観

 三井不動産(株)は19日、同社現地法人のMitsui Fudosan (Asia) Malaysia SDN. BHD(マレーシア三井不動産(株))を通じ、共同事業者であるBBCC Development Sdn.Bhdと共に開発していた直営型サービス付き賃貸住宅「三井サービススイート ブキッ・ビンタン シティ センター」(クアラルンプール、総戸数269戸)の運営を、9月下旬に開始すると発表した。「三井サービススイート」初弾で、東南アジアでの同社初の賃貸住宅事業となる。

 同物件は、クアラルンプール中心市街地の大規模複合開発「ブキッ・ビンタン シティ センター プロジェクト」内に立地。LRT・KLモノレール「ハントュア」駅直結、主要ターミナルの「KLセントラル」駅まで3駅6分。敷地面積約2,060平方メートル。建物は、鉄筋コンクリート造地上45階建て、延床面積約2万6,200平方メートル。貸床面積約1万8,200平方メートル。6月に竣工済み。

 「三井サービススイート」は、家具や什器、備品、コンシェルジュサービス付きの駐在員向け賃貸住宅。同物件は、専有部は間取り1BR(111戸)・1BR+1(76戸)・2BR(54戸)・3BR(28戸)と幅広い部屋タイプを用意。全戸に家具や什器、備品を備え付けている。共用施設は、プールや大浴場、サウナ、フィットネスジム、キッズルーム、ラウンジなど。また、多言語対応のコンシェルジュほか、部屋清掃やリネン交換といったサービスを提供する。隣接する「三井ショッピングパーク ららぽーとブキッ・ビンタン シティ センター」と連携したサービスも充実させる計画としている。

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