不動産ニュース / その他

2024/7/31

「晴海トリトン」のオフィスを大規模改修/オリックス

 

エントランスロビー

 オリックス不動産投資顧問(株)は31日、同社がアセットマネジメントを受託しているオフィス物件「晴海アイランドトリトンスクエア オフィスタワーX」(東京都中央区)の大規模リニューアルが完了したと発表。「GRAND EDITION(グランエディション)」として開業した。

 都営大江戸線「勝どき」駅徒歩7分、東京メトロ有楽町線、都営大江戸線「月島」駅徒歩12分に位置。延床面積13万1,196.85平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造地上44階地下4階建て。竣工から23年が経ち、初の共用部大規模リニューアルとなった。

 2階エントランスロビーには、中央に「スパイラル(渦)」をモチーフにしたオブジェとベンチを設置。入居企業専用ラウンジ「OCEAN LOUNGE(オーシャンラウンジ)」は、ダイナミックな波紋をデザインした天井や、海に着想を得たアートを壁一面に設えた。1階カンファレンスルームには3つの会議室を用意。ガラスの可動式間仕切りを開放することで93平方メートルの空間となり、展示会や発表会などにも活用できる。

 また、漁網や使い古しのカーペットなど廃棄物を再生したタイルカーペットを使用。既存ビルで使用されていた大理石で製作したテーブルなど、環境に配慮した素材を積極的に活用した。これら取り組みにより、CASBEE不動産のSランクを取得している。

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建築物を環境性能で評価し格付けする手法の一つ。CASBEEは、英語のComprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency(建...

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