不動産ニュース / 開発・分譲

2024/8/2

三菱地所、 インドネシアの大規模複合開発に「Andaz」

 三菱地所(株)は2日、インドネシア・ジャカルタ中心部で進めている大規模複合開発事業「(仮称)Oasis Central Sudirman」のホテル・サービスアパートメント(以下、「SA」)に、Hyattのグローバル・ポートフォリオに属する「Andaz(アンダーズ)」の出店が決まったと発表した。

 「(仮称)Oasis Central Sudirman」は、インドネシアの公務員年金基金運用会社である国営企業PT Taspenの不動産部門子会社、PT Taspen Properti Indonesiaと共同で推進しているプロジェクト。約3万3,000平方メートルの敷地に、地上74階建てのオフィス、ホテル・サービスアパートメント、商業棟(A棟)および地上65階建ての分譲住宅棟(B棟)の超高層ツインタワー2棟を開発する。A棟はインドネシア国内でも有数の超高層建築物となる。このほど事業推進会社であるPT Central Sudirman Developmentが、PT Hyatt Indonesiaと運営管理契約を締結した。

 ホテル・SAである「(仮称)Andaz Jakarta Sudirman」はA棟の40~72階に出店。総客室数はホテル198室、SA167室の計365室。付帯設備として、オールデイダイニング、クラブラウンジ、バー、会議室、屋内外プールなどを用意する。

 なお、三菱地所の案件においてHyattとの運営管理契約締結は初。また、Hyattにおける「Andaz」ブランドのジャカルタ初出店となる。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

サービスアパートメント

日常生活に必要な設備・サービスを備えた賃貸住宅。和製英語。家具、食器などが備えられているほか、リネン類の交換などのサービスが提供されることもある。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。