大和地所レジデンス(株)は6日、開発を進めている分譲戸建て住宅「ヴェレーナガーデン浜田山」(東京都杉並区、全8戸)を報道陣に公開した。建ぺい率40%、容積率80%の第一種低層住居専用地域に立地。建物も全戸長期優良住宅仕様と、1億円を優に超える販売価格に見合った内容となっている。
同物件は、京王井の頭線「浜田山」駅徒歩10~11分に立地。建設地は同じ地主が所有していた賃貸アパートと駐車場の跡地。南北に細長く、南側が神田川、北側が広さ4ha超の柏の宮公園に隣接。周囲はいずれも低層戸建てが立ち並ぶ、井の頭線沿線屈指の住宅街。
住戸は全戸南東向きで、神田川沿いの1戸のみ公道を挟んで独立している。木造在来工法・2階建て。敷地面積は約127~137平方メートル、建築面積は約94~102平方メートル、間取りは全戸4LDK。竣工は、6月下旬~8月下旬。
4戸をリビング吹き抜けに、2戸をルーフバルコニー付きとし、全戸に多目的に利用できる小屋裏空間を設けた。リビング天井高2,600mm(吹き抜け部分は約5,400mm)。リビング折り上げ天井、リビング・キッチン床暖房、ミストサウナ、ホームセキュリティ、海外製食洗器が標準。キッチン天板、洗面所天板、ニッチ天板などはフィオレストーン製。太陽光発電システム、蓄電池、ハイブリッド給湯機、宅配ロッカー、EV充電器なども採用した。
ホームページ等からの事前反響は370件。7月第2週にモデルルームを開設し、これまでの来場者数は45組。8月3日から1期6戸の登録受付を開始し、2戸に申し込みが入っている。販売価格は、1億4,990万~1億7,990万円。来場者の3割強が地元杉並区在住で、残りは23区全域、横浜市など幅広いエリアから来場。検討者の中心は30~40歳代のパワーカップル・ファミリー層。