不動産ニュース / 開発・分譲

2024/8/19

京都・太秦で防災性を高めた分譲地/ハイム近畿

 セキスイハイム近畿(株)は、戸建て分譲地「ユナイテッドハイムパーク京都太秦」(京都市右京区、総区画数20区画)の第1期分譲を24日に開始すると発表した。「ユナイテッドハイムパーク」は「スマート&レジリエンス」をコンセプトにした分譲地のブランドで、京都市では初となる。

 同分譲地は、JR山陰本線「太秦」駅徒歩3~4分、京福電鉄「帷子ノ辻」駅徒歩5分に立地。開発面積2,895.15平方メートル。造成完了は7月23日。全区画で敷地面積30坪以上、最大44坪の区画割とすることで、広い間口を確保している。

 まち全体の景観づくりとして「まちなみデザインガイドライン」を策定。枯山水をモチーフとした外構デザインや“あかり”のデザインを採用する。

 全戸で最高ランクの『ZEH』仕様となっており、太陽光発電システム、蓄電池、HEMS「スマートハイムナビ」を採用。また、換気・空調・粉塵浄化の機能を有するシステム「快適エアリーT-SAS(ティーサス)」も標準搭載し、在宅時の快適性や空気環境に配慮する。

 災害対策として、雨水を地中に浸透させる「コンパクト雨水浸透マス+有孔管」を採用することで、下水管への雨水排水量を抑え、浸水被害を抑制する。また、停電時でも電気が使用できる蓄電池も採用。さらに、全住戸に関電SOSのホームセキュリティサービスを導入することで、パッシブセンサーによる侵入者の検出を可能にし、万が一の場合には警備員が現場に駆け付けられるようにした。

 同社は17区画を販売。販売区画面積は101.38~147.64平方メートル。販売価格は未定。

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