不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/9/3

推薦入試合格者の部屋探し、適した時期は12月

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は3日、「新大学生の住まい探しで気を付けるべきポイント~推薦入試編~」ランキングの結果を公表した。大学への進学をきっかけに住まい探しをする顧客に対応したことがある加盟店297店に、インターネットでアンケート調査を実施。調査期間は6月28日~7月5日。

 推薦入試で合格した新大学生が住まい探しで気を付けるべきポイントでは、「実際の部屋を内見できない可能性がある」(60.3%)がトップに。2位は「入居前に家賃が発生する可能性がある」(52.5%)、3位は「『仮押さえ』に対応していない物件がある」(45.8%)。

 「入居中の物件は内見ができない」といったリスクを指摘するコメントが多数寄せられた。また、「フリーレントでない限り入居していなくても家賃が発生する」ことから、契約時に家賃支払い時期を明確にすべきとした。

 また、住まい探しに適した時期としては、1位が「12月(推薦入試の合格発表後)」(62.6%)、2位が「1月(賃貸需要期)」(40.4%)、3位が「2月(賃貸需要期)」(30.0%)。

 「あまり早い時期に物件を決めると家賃発生日と入居日との差ができてしまう」という意見がある一方、「物件はどんどん決まっていってしまう。部屋探し期間が長くなればなるほど判断が難しくなる」といったコメントも寄せられた。 

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。