中央日本土地建物グループ(株)は5日、同社子会社の中央日本土地建物(株)が複合ビル「(仮称)渋谷区千駄ヶ谷3‐13計画」(東京都渋谷区)を着工したと発表した。
東京メトロ副都心線「北参道」駅徒歩2分、JR山手線など「代々木」駅徒歩9分など4駅6路線の利用が可能。アパレル系企業が集積し、小・中規模の事務所と高級住宅が混在するとともに、物販・飲食店が点在。近年では建て替えにより機能更新が進んでいるエリアとなる。
敷地面積は約362平方メートル。建物は鉄骨造地上8階建て。延床面積は約1,812平方メートルで、事務所・サービス店舗等で構成する。
メインエントランス、2階店舗へのアプローチとなる外部階段は明治通りの交差点に面して設け、建物の存在感と視認性を確保するとともに、店舗フロア(1~2階)のピロティの壁面は天井部に木素材を使用し、温かみのある空間を演出する。
サービス店・事務所フロアとなる3~8階は、明治通りに面して緑化バルコニーを設置。貸室の通風・採光を確保し、貸室内の快適性を向上させる。なお、貸室は効率的に利用できる無柱・整形空間とし、各階に会議室(約4坪)を設ける。
竣工は2025年12月の予定。