いちご(株)は4日、オフィスビル「いちご花京院ビル」(仙台市青葉区)の大規模リニューアルが完了したと発表した。
2008年に竣工し、同社グループが保有・運営するオフィスビルで、JR「仙台」駅徒歩7分に立地。敷地面積は2,408.55平方メートル。建物は鉄骨造地上14階建て、延床面積1万1,460.54平方メートル。競争力を高めるため、心身の健康に配慮したオフィスへとリニューアルした。
Locality、Innovative、Recruit、Wellnessの4点をコンセプトにリニューアルを実施。地域に合わせた革新的な人材の雇用や健康に配慮したオフィスを目指した。
エントランスにつながるアプローチは、高低差を少なくし、床材を全面的に変更。植栽に囲まれて休憩できるベンチスペースを新設した。緑視率を高めて、リラックス・リフレッシュ効果、ストレス軽減等を図る。
1階のエントランスは、吹き抜けの壁面に三角形のアルミパネルを配置し、大理石調のタイルでラグジュアリー感のある空間を演出。2階の共用ラウンジは、室内やテラスにグリーンを配置。ラウンジと喫煙室の使用状況がWeb上でリアルタイムで認識できるセンサーを導入した。貸会議室は、最大20名程度が利用可能。ベンチシートに防災備蓄品を収納することで災害へ備える。
環境認証はBELS評価5Star(最高評価)、ZEB評価ZEB Orientedを取得している。