不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/9/11

不動産投資家が取り組む派生事業、トップは「太陽光発電」

 健美家(株)は10日、不動産投資家が取り組む「不動産投資に近い派生事業」についてのアンケート調査結果を発表した。8月14~21日に健美家サイトの登録会員を対象に調査したもので、有効回答数は118名。

 不動産投資に近い派生事業を実施しているかを聞いたところ、「行なっていない」が50.8%。行なっているという人の回答では、「太陽光発電」(18.6%)、「民泊(旅館業含む)」(16.1%)、「自動販売機」(13.6%)、「レンタルスペース」(11.0%)などが上位を占めた。

 派生事業に取り組もうと思った理由については、1位が「資産を有効活用したい」(39.1%)。「小額からできる」(37.5%)、「複数の収入で事業が安定する」(35.9%)、「手間がかからず収入が増やせそう」(25.0%)が続いた。

 投資利回りについても質問。最多回答は「10%以上」(37.1%)で、次いで「5%」「15%以上」(17.7%)だった。

 行なっていないという人に 自身の考えに近いものを選択してもらったところ、「機会があればいつかやってみたい」(57.8%)が約6割を占めた。「具体的に準備や調査を進めている」は21.9%、「今までもこれからもやる予定はない」は10.9%、「過去にやったことはあるが今はやっていない」は7.8%。
 フリーコメントでは、「不動産賃貸業収入だけで生活できているから」「現状はアパート経営駆け出しなので手一杯」「本業に注力したいため」というものが見られた。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。