東京建物(株)、(株)TeaRoom、secca inc.は17日、お茶を通じてワーカーや企業のウェルビーイング向上を支援する新サービス「オフィスで茶の間」を導入すると発表した。
東京建物が組合員として参画する「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」で導入するもの。お茶をきっかけに、ワーカー同士のコミュニティ形成を促進し、オフィスに出社することの価値を創出していく。
お茶の生産から販売までをトータルプロデュースするスタートアップ企業TeaRoomが、ドリップマシンを活用した独自の抽出レシピを開発。同事業のオフィス入居者向けに、ウェルビーイングフロア「(仮称)Wab.(ワボ)」などで、高品質なお茶を手軽に購入できるようにする。お茶専用のマイボトルをビル運営者が無償で提供し、ワーカーにマイボトルの利用を促すことで、同事業全体で年間約1tの廃棄物削減を見込む。
また、TeaRoom、金沢を拠点に活動するものづくりクリエイター集団secca、東京建物は、急須で淹れた本格的なお茶を手軽に楽しめるよう、同サービス専用のお茶キットを共同開発。「Wab.」をはじめ、同事業のオフィス共用部で提供する。