不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/9/24

マンション賃料指数は23区上昇、都下横ばい

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は24日、2024年第2四半期(4~6月)のマンション賃料インデックスを公表した。

 アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料を、09年第1四半期を基準に指数化。指数値の差が「~-5.00」は大幅に低下、「-4.99~-0.51」は低下、「-0.50~+0.50」は横ばい、「+0.51~+4.99」は上昇、「+5.00~」は大幅に上昇と定義している。

 当期の首都圏の賃料インデックス(全体概況)は、東京23区が120.21(前期比+0.61)、東京都下が110.51(同-0.34)、横浜・川崎市が115.70(同+1.14)、千葉西部が117.44(同+2.83)、埼玉東南部が115.47(同+1.77)。東京都下を除くエリアで前期から上昇した。東京都下は横ばい。

 地方都市では、札幌市が125.12(同+1.36)、仙台市が124.52(同+1.81)、名古屋市が98.15(同+0.96)、京都市が121.66(同+1.35)、大阪市が131.82(同+1.72)、大阪広域が114.54(同+0.51)、福岡市が119.89(同-0.64)。福岡市を除くエリアで前期から低下したが、それ以外のエリアでは上昇した。

 東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ(18平方メートル以上30平方メートル未満)が118.37(同+1.32)、コンパクトタイプ(30平方メートル以上60平方メートル未満)が122.96(同+0.77)、ファミリータイプ(60平方メートル以上100平方メートル未満)が122.53(同-1.37)だった。

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