不動産ニュース / IT・情報サービス

2024/10/1

AIでのホームステージング画像自動生成で特許

 不動産情報サービスのアットホーム(株)グループでデータ解析事業を手掛けるアットホームラボ(株)は1日、画像生成AIを活用してホームステージング画像を自動生成する「AIホームステージング」プログラムに関する特許を取得したと発表した。

 ホームステージング画像は一般的に画像編集ソフトを使用して手作業で作成することが多く、作成に時間とコストがかかっていた。近年は画像生成AIで手軽に画像を生成できるようになったものの、部屋の間取りを無視した家具配置になってしまうなどの課題が生じたという。

 そこで同社では、こうした課題を解決するべく、同プログラムを開発。部屋の構造や間取り、設備などを維持しながら、家具や装飾などのインテリアを配置したホームステージング画像を生成できるようにした。これにより、ホームステージング画像の制作コストと納品期間短縮を実現する。1物件に対してさまざまなスタイルのホームステージング画像を提供できることから、不動産会社は消費者の家族構成やライフスタイルに合わせた提案も可能。

 今後は同プログラムを活用したサービス化を検討していく。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。