(株)ヤマダホームズは16日、住宅建築分野における2050年カーボンニュートラル達成に向け、住宅における省エネ推進とライフサイクルCO2排出量の削減について、(株)LIXILと協働していくことを発表した。
世界のCO2排出量に占める「建設部門」の割合は約37%で、そのうち戸建住宅のCO2排出量で、エンボディドカーボン(建設時のCO2排出量)はその半分を占めている。その削減対策については、大きく遅れており、近々の課題を言われている。
ヤマダホームズでは、エンボディドカーボンを含めた製品のライフサイクルCO2排出量の削減に向けたLIXILの「GREEN WINDOW(環境負荷を低減する地域に最適な窓)」の考えに賛同。ヤマダホールディングスの独自の環境基準「YAMADAスマートハウス」と、LIXILがコラボレーションしていくこととした。
今後、LIXILの省エネ住宅シミュレーションを使ってライフサイクルCO2を算出し、自社の住宅の仕様等に生かしていく。