大東建託(株)は17日、同社オリジナルの「スマート DK ロック」を開発したと発表。11月1日より運用を開始する。
「スマート DK ロック」は、従来の物理的な鍵が不要となる。Bluetoothの無線通信を経由し、入居者所有のスマートフォンや交通系ICカードといった鍵の代わりとなるデバイスでドアの解錠ができる設備。物件の通用口に設置される「DKゲート」と、エントランス集合玄関機に設置される「DKエントランス」、各戸玄関ドアに設置される「DKロック」で構成される。
鍵の多様化だけでなく、ランダム番号と固定暗証番号の組み合わせによりタッチパネル位置の読み取りを防止する機能や、施錠忘れを防ぐオートロック機能を備えることで、高い利便性とセキュリティ性能を両立する。
これまで退去の度に発生していた鍵交換や鍵洗浄作業、鍵紛失時の緊急対応が軽減されることで、管理業務の削減にもつながるとしており、今後、新規契約物件からオプションとして提案していく。
