不動産ニュース / 開発・分譲

2024/10/22

三郷で全館空調付き物流施設を着工/オリックス不

「三郷Iロジスティクスセンター」外観イメージ

 オリックス不動産(株)は22日、マルチテナント型物流施設「三郷Iロジスティクスセンター」と「三郷IIロジスティクスセンター」(いずれも埼玉県三郷市)の開発に着手したと発表した。両物件に、同社としては初となる全館空調を導入する。

 「三郷Iロジスティクスセンター」は、外環道「外環三郷西」ICから約2kmに位置。敷地面積1万8,077.75平方メートル、延床面積4万5,218.02平方メートル、鉄骨造地上4階建て。各階に直接アクセス可能なランプウェイ型で、最大76台の大型車(10t車)が同時に接車することができる。最小で1テナント1フロア(約2,600坪)、最大4テナントの入居が可能。専用のカフェラウンジを各階に完備する。

 「三郷IIロジスティクスセンター」は、外環道「外環三郷西」ICから約2.9kmに位置。JR武蔵野線「三郷」駅から約1.1kmと、駅から徒歩約15分で通勤できる。敷地面積1万3,164.51平方メートル、延床面積1万9,237.08平方メートル、鉄骨造地上3階建て。1階にバースを設け、最大24台の大型車が同時接車可能。各区画には1基ずつ荷物用エレベーター・垂直搬送機を実装し、最大2テナントが入居できる。また、主要電気設備を2階の設備バルコニーに設置するなど、BCPにも対応。

 なお、2022年3月以降に同社が開発する物流施設はすべて、100%再生可能エネルギー由来の電力供給が可能な環境配慮型施設としている。

「三郷IIロジスティクスセンター」外観イメージ

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