不動産ニュース / IT・情報サービス

2024/11/13

シェア型賃貸住宅での洗濯を快適に

洗濯機の稼働状況の確認イメージ

 パナソニック(株)くらしアプライアンス社は12日、シェア型賃貸住宅の洗濯機の利用を快適化する新サービス「LAUNDROOM(ランドルーム)」の提供を開始すると発表した。

 シェア型賃貸住宅などの共同利用の洗濯機は、「洗濯したい時に洗濯機が空いていない」「洗濯機置き場に行かないと空き状況が確認できない」等の不便さがあった。物件の管理者にとっても、修理受付時間の制約や共同利用の洗濯機・乾燥機にかかる電気代・水道代増加等が課題となっていた。

 そこで同社は、IoT機能を活用した「LAUNDROOM」専用のシステムを開発。洗濯機や乾燥の稼働状況を入居者がスマートフォンで確認でき、終了した際にはLINEで通知。無駄な移動や待ち時間が発生せず、衣類の取り忘れを防止できるようにした。24時間365日対応可能な専用の修理窓口も設置する。

 同サービスは、野村不動産(株)が新たに展開するコリビング賃貸レジデンス「TOMORE(トモア)」の第1弾「TOMORE品川中延」(東京都品川区、総戸数135戸、2025年2月竣工予定)で初めて導入する。

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シェアハウス

複数の居住者・家族が一定の生活空間を共用する住宅をいう。一般に、台所、浴室、居間などを共用し、居住者同士のコミュニケーションが生まれることとなる。賃貸住宅として供給されているが、居住スタイルの選択肢の拡大に応える住宅形態のひとつである。

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