不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/11/13

マンション購入者の24%が「収納の広さ」を妥協

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は13日、新築・既存(中古)マンションを購入した人を対象に重視・妥協したポイントなどを聞いたアンケート調査の結果を公表した。調査対象は2022年7月~24年7月に新築マンション・既存マンションを購入した359名。

 マンション購入の際に重視した物件の条件・設備・周辺環境条件については、「条件」では「日当たり・風通しが良い」(54.6%)、「設備」では「オートロック」(47.6%)、「周辺環境」では「最寄り駅・利用路線の利便性」(54.6%)がトップだった。なお「設備」では、「宅配ボックス」や「モニタ付きインターホン」も上位にランクインし、マンション購入者はセキュリティを重視していることが分かった。

 「妥協したポイント」では、「条件」では「収納スペースが広い」(24.2%)、「設備」では「ウォークインクローゼット」(18.9%)、「周辺環境」では「実家までの距離」(17.0%)がトップとなり、収納面を妥協している様子が見れらた。

 さらにマンション購入者に「購入した物件を選んだことで、実感したメリット/デメリット」を聞いたところ、「メリット」については、「ディスポーザーや床暖房、共用ラウンジ等、最新のものに囲まれた生活ができる」(新築マンション)や「高層階なので、防犯面で安心」(同)など、最新の設備や防犯面にメリットを感じていることが分かった。

 一方、「デメリット」については、「駐車場代がかかる、立地駐車場なので面倒」(新築マンション)や「リフォームで出来ない箇所があった」(既存マンション)等のコメントが寄せられた。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆