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2024/11/19

リフォームコンテスト41作品が入賞/JERCO

受賞作品について、「デザイン的な素晴らしさはもちろんだが、そこに至るまでのお客さまとの信頼関係を構築・共感して価値あるリフォームにつなげている、その丁寧な仕事ぶりが見て取れる」と評した望月会長

 (一社)日本住宅リフォーム産業協会(JERCO)は19日、「ジェルコリフォームコンテスト2024」表彰式を、京王プラザホテル(東京都新宿区)で開催した。

 冒頭、同協会会長の望月俊彦氏((株)アルファテック代表取締役社長)が挨拶。「400点超の応募があり、どれも甲乙つけがたいものばかりだった。デザイン的な素晴らしさはもちろんだが、そこに至るまでのお客さまとの信頼関係を構築・共感して価値あるリフォームにつなげている、その丁寧な仕事ぶりが見て取れる。当協会では『リフォームの質を高める』ことを重点に取り組んでいるが、“質”の向上には、お客さまとの信頼関係を築き上げるという高い技術を要する。今回の受賞作からその点を学び、より一層の顧客サービスにつなげていきたい」と話した。

 デザイン部門では、425の応募作品のうち33作品が入賞。全国最優秀賞は(株)ゆめやの「住み慣れた我が家をバリアフリー化。これからの家族の為のリノベーション」が受賞。車椅子生活に対応するため、マンション内の住戸をバリアフリー化したもの。排水経路のために一段上がっている水回りへのスロープを部屋の壁に対し角度を振って納めた点が高く評価された。
 (公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞は、アイエスジー(株)の「ビューバスはビューサニタリーへ-リノベーションだからできる価値観の転換」が受賞。(一社)住宅リフォーム推進協議会会長賞には、(株)サンプロの「二百年の風雪を乗り越えしこの骨組みを、誰が軽んじん」が選出された。

 ユーザーフォト部門については、応募作品95作品の中から8作品が入賞。最優秀賞は、(株)アルファテックの「可愛い私のお部屋うれしい! 大工さんだいすき!」だった。

デザイン部門では、(株)ゆめやが全国最優秀賞を受賞した(写真右)

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