不動産ニュース / 開発・分譲

2024/12/10

日鉄興和不、近畿圏第6弾の物流施設

「(仮称)LOGIFRONT尼崎V」完成予想図

 日鉄興和不動産(株)は9日、物流施設「(仮称)LOGIFRONT(ロジフロント)尼崎V」(兵庫県尼崎市)を着工したと発表。近畿圏第6弾で、住友大阪セメント(株)を土地所有者とする借地スキームを使い、1棟利用の専用物流センターとして開発する。

 阪神高速道路5号湾岸線「尼崎東海岸」IC約1.8km、同3号神戸線「尼崎東」IC約4.5km。24時間操業可能な工業専用地域に位置する。敷地面積は約6,611平方メートル。鉄骨造4階建てBOX型で、延床面積は約1万3,808平方メートル。

 外壁は、ダークグレーのモノトーン調を基調としたデザインを採用。各階の有効階高は7.0mを確保。将来は2分割でも利用可能なプランとする。荷物用エレベーターを2基、垂直搬送機・乗用エレベーターを各1基設置。休憩室、喫煙室、シャワー室、ドライバー用トイレなども装備する。

 グループ会社である日本製鉄(株)と協働して、独自のグリーンスチール採用やソリューションによって、同施設において鉄鋼生産から施工時におけるCO2排出量を約9%削減できる見込み。

 竣工は2026年1月末の予定。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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