不動産ニュース / 開発・分譲

2024/12/26

ESR、佐賀県初の物流施設開発

「ESR基山町ディストリビューションセンター」完成イメージ

 ESR(株)は25日、マルチテナント型物流施設「ESR基山町ディストリビューションセンター」(佐賀県三養基郡)の開発計画を発表した。佐賀県で初、九州地方で2件目のプロジェクト。

 長崎自動車道「鳥栖」ICより5.8km、大分自動車道「小郡」ICより7.2kmに立地。JR「博多」駅、福岡空港、博多港まで車で30分圏内でアクセスできる。敷地面積は3万5,106.55平方メートル、建物は鉄骨造耐震構造地上4階建て、延床面積6万5,987.11平方メートル。総投資額は約170億円。

 1階には2面、3階には1面のトラックバースを設置。最小賃貸区画は約2,050坪、最大8テナントに分割が可能。梁下有効高は5.5m以上を確保する。2階に人用空調区画、4階に半導体の管理に適した空調対応区画を設ける。駐車場エリアには、危険物倉庫の増設が可能となっている。

 自家消費型太陽光発電所の設置を進めており、テナント企業へ電力供給する予定。全館LED照明や人感センサー、ヒートポンプ式空調・節水器具など省エネルギーの設備機器を導入する。CASBEE、BELS、ZEBの各認証を取得する予定。
 BCP対策として、非常用自家発電機も完備する。

 竣工は2026年2月28日の予定。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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