
阪急阪神不動産(株)は9日、カナダでのマンション分譲事業「Claystone(クレイストーン)プロジェクト」(オンタリオ州オークビル市、総戸数157戸)に参画すると発表した。同社が同国で住宅分譲事業に取り組むのは初。
同国の不動産ディベロッパーであるグレイウッド・デベロップメンツと共同で取り組むこととし、阪急阪神不動産は現地法人「Hankyu Hanshin Properties Canada Corp.」を設立する。
トロントの中心部から南西へ約40km。周辺には商業施設や教育施設などがあり、生活利便性の高い立地となる。また、オンタリオ湖や数多くの公園が至近にあり、豊かな自然を満喫することも可能。約3,800平方メートルの敷地に、分譲マンションを建設する。竣工は2028年の予定。
同社は現在ASEAN諸国などを中心に不動産事業の強化を進めている。海外での住宅分譲事業は、当プロジェクトにより総計60プロジェクト(約6万7,270戸)となる。