不動産ニュース / 開発・分譲

2025/1/24

シーラ、初の実需向け「富ヶ谷」が完売

「THE SYLA SHIBUYA TOMIGAYA」外観

 (株)シーラは24日、分譲マンションの旗艦ブランド「THE SYLA」の初弾となる「THE SYLA SHIBUYA TOMIGAYA」(東京都渋谷区、総戸数7戸)を報道陣に公開した。同社はこれまで投資用マンションの開発・販売に特化してきたが、新ブランドは富裕層向けの実需マンションとして、都心中心部で事業展開していく。

 同物件は、東京メトロ千代田線「代々木公園」駅徒歩5分、小田急線「代々木八幡」駅徒歩6分に立地。敷地面積約188平方メートル、鉄筋コンクリート造地上8階建てのマンション。建設地は、マンション跡地。邸宅街として知られる「富ヶ谷」エリアで、渋谷駅まで1.5km(徒歩19分)。敷地南東・南西方向は低層住宅街が広がっている。オール電化仕様。2024年12月末竣工済み。

 富裕層向け邸宅として、1フロア1戸、1LDK、専有面積約90平方メートルで統一している。メインエントランスとエレベータホール、玄関のトリプルセキュリティとし、各階のエレベーターホールが住戸の玄関ホールを兼ね、クローク・シューズクロークを設置。LDKは32畳で、突板フローリング張り、床暖房、バイオエタノール燃料を使う暖炉、85インチ対応のTVボード、電動カーテンレール、ワインセラー・オーブン付きカップボード、フィオレストーンキッチン天板、調光照明、フルオープンサッシなどが標準。

 ベッドルームは8.2畳、約3畳大のウォークインクローゼットや貴金属入れの付いた収納、70インチ電動スクリーン、床暖房、調光照明付き。浴室は石張りユニットバス。リビング面はガラス張りで、スイッチを入れると曇りガラスとなる。洗面はフィオレストーン天板で洗濯乾燥機付き。1階には各戸別の防災倉庫と冷蔵品対応の宅配ロッカーを備える。

 24年夏より販売を開始。竣工時点で1戸を除き販売が終わっており、残り1戸も複数の申し込みが入っている。販売価格はいずれも2億円台。購入者は、パワーカップル、外国人、プロスポーツ選手など。1戸が賃貸されている以外は、実需目的での購入。富ヶ谷エリアのロケーション、交通アクセスなどの利便性、将来的な資産性などが評価された。

32畳のLDKには、バイオエタノール暖炉も付く

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