積水化学工業(株)住宅カンパニーは27日、鉄骨系住宅「セキスイハイム」の既存住宅の断熱リノベーション「あったかハイムTR」に新仕様「外壁TR」を31日に発売すると発表した。
「あったかハイムTR」は、既存のセキスイハイムをZEH水準の断熱性能にバリューアップするものとして、2023年10月に発売。新仕様「外壁TR」は重点断熱の既存外壁を二重壁とし、屋外側に断熱材を付加する外張り断熱リフォーム工法として提案する。75mm厚の断熱材を追加することで、外壁部の熱の伝わりやすさを施工前の3分の1に軽減。家全体を包み込むように断熱施工できる。
あったかハイムTRにパッケージングすれば、断熱等級6相当に断熱性能を引き上げることができる。また、年間約7万8,000円の光熱費削減効果や、CO2排出量を年間1.4t削減できると試算している。
また、既存の外壁の上から施工するため、仮住まいが不要なことや、外観を一新できることもメリットとして訴求していく。