不動産ニュース / 開発・分譲

2025/1/29

ヒューリック、福岡天神の複合ビルが竣工

「ヒューリックスクエア福岡天神」外観

 ヒューリック(株)は29日、「(仮称)ヒューリック福岡ビル建替計画」(福岡市中央区)として開発を進めていた複合施設の竣工を発表。併せて物件名を「ヒューリックスクエア福岡天神」としたことを明らかにした。

 同施設は福岡市営地下鉄「天神」駅に直結した、商業・オフィス・ホテルで構成する複合施設。敷地面積は1,451.74平方メートルで、建物は鉄骨造一部鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造の地上19階地下3階建て。延床面積は2万682.92平方メートル。

 地下3階を駐輪場とし、地下2~地上2階は飲食・物販等の8店舗で構成する商業施設、3~8階はオフィス、9階に屋上庭園を設けた。10階以上は同社グループ直営ホテル「ザ・ゲートホテル福岡by HULIC」(総客室数171室)を配置。同ブランドのホテルは全国で6店舗目。博多湾や中州方面を一望できるスイートルームや地元食材を使用したレストランなどを特徴としている。

 地下鉄駅コンコースや地上部を接続する立体広場を街区の入り口として設置し、新たなにぎわいを形成。さらに、立体広場の軒天井やホテル、オフィスには九州産の木材を積極的に使用して15tを超えるCO2を固定する。また、非FIT太陽光発電所による再エネを活用し、電気由来のCO2排出もゼロとした。

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2025/4/21

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。