不動産ニュース / 開発・分譲

2025/2/4

東京都北区初のアパホテルが開業

「アパホテル〈赤羽岩淵駅前〉」外観

 アパホテル(株)は4日、「アパホテル〈赤羽岩淵駅前〉」(東京都北区、総客室数269室)を開業した。同社のホテル開業は、東京都北区では初。

 東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線「赤羽岩淵」駅徒歩1分、JR各線「赤羽」駅徒歩7分に立地。建物は鉄骨造地上15階建て。客室外壁面の断熱材を従来より約16%厚くし、断熱性を向上させている。「東京ドーム」や「埼玉スタジアム2002」へ乗り換えなしでアクセスできるほか、都心部へのアクセスも良好なことから、ビジネス、訪日外国人、イベントなど幅広い宿泊需要を取り込む。

 客室は、スタンダードルーム240室(11平方メートル)、コージールーム(ソファのある客室)26室(11平方メートル)、デラックスツインルーム3室(22平方メートル)で構成。バスルームには、YKKスナップファスナー(株)およびカネヨウ(株)と共同開発した片手で付け外しができるシャワーカーテンフックを備え、シャワーカーテンの交換にかかる時間の短縮を図る。

 1階にはレストラン「土佐鶏肴ジロー」が出店し、宿泊者へ朝食を提供。2階には大浴殿・露天風呂「玄要の湯」を設置した。

 宿泊料金は、スタンダードルーム1名利用で1万5,000円(サービス料・税込み)から。

 同日行なった記者発表で、アパグループ社長兼CEOの元谷一志氏は「都内の中でもまだ出店していないエリアがあるので、そこに進出しながら存在感を出していきたい」などと述べた。

ソファが配されたコージールーム

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