不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/2/28

1月の新設住宅着工戸数、マンションのみ増加

 国土交通省は28日、2025年1月の建築着工統計を公表した。

 同月の新設住宅着工戸数は5万6,134戸(前年同月比4.6%減)、新設住宅着工床面積は427万3,000平方メートル(同4.9%減)と、いずれも9ヵ月連続で減少。季節調整済換算値は77万4,000戸(前月比1.2%減)で、減少に転じた。

 利用関係別では、持家が1万3,525戸(前年同月比8.6%減)と、4ヵ月ぶりに減少。貸家は2万4,387戸(同1.2%減)と減少した。分譲住宅は1万7,899戸(同6.0%減)だが、マンションは9,051戸(同0.3%増)と増加に転じた。戸建住宅は8,715戸(同11.7%減)と27ヵ月連続で前年同月を下回った。

 三大都市圏別では、首都圏が総数2万1,984戸(同5.7%減)。内訳は持家2,993戸(同14.8%減)、貸家9,534戸(同10.1%減)、分譲9,358戸(同2.4%増)。中部圏は総数6,981戸(同4.7%減)で、持家2,334戸(同5.2%減)、貸家2,898戸(同16.3%増)、分譲1,710戸(同27.6%減)。近畿圏は総数9,968戸(同9.4%増)、持家1,929戸(同4.3%減)、貸家5,516戸(同32.3%増)、分譲2,479戸(同14.6%減)だった。

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