不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/3/21

2月のレインズ、成約報告が4ヵ月連続プラス

 (公財)不動産流通推進センターは21日、2025年2月の指定流通機構(レインズ)の活用状況を公表した。

 新規登録件数は35万9,959件(前年同月比5.3%減)と11ヵ月連続のマイナスとなった。成約報告件数は6万4,863件(同4.0%増)と4ヵ月連続のプラス。総登録件数は80万3,339件(同7.6%減)と9ヵ月連続のマイナスだった。

 売り物件については、新規登録件数が11万8,208件(同2.1%減)と4ヵ月ぶりに減少。成約報告件数は2万756件(同28.0%増)と4ヵ月連続してプラス。総登録件数は42万3,620件(同2.3%増)となり33ヵ月連続でプラスとなった。

 賃貸物件については、新規登録件数が24万1,751件(同6.7%減)となり、36ヵ月連続で前年同月を下回った。成約報告件数は4万4,107件(同4.5%減)と再びマイナスに転じた。総登録件数は37万9,719件(同16.5%減)と30ヵ月連続減だった。

 売り物件を取引態様別に見ると、新規登録のうち媒介契約が7万6,082件(同0.4%増)。このうち専属専任媒介が1万1,363件(同2.1%減)、専任媒介が4万0,606件(同2.0%増)、一般媒介が2万4,113件(同0.9%減)。売り主は4万0,006件(同7.3%減)、代理は2,120件(同13.6%増)。

 成約報告については、媒介契約が1万5,981件(同23.1%増)。そのうち専属専任媒介が3,012件(同12.1%増)、専任媒介が1万665件(同25.5%増)、一般媒介は2,304件(同28.3%増)。売り主は4,630件(同45.8%増)、代理が145件(同130.2%増)だった。

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