不動産ニュース / 開発・分譲

2025/3/26

名古屋駅地区再開発、26年度に着工/名鉄

 名古屋鉄道(株)は24日、「名古屋駅地区再開発計画」(名古屋市中村区)の事業化を決定。概要を明らかにした。

 名古屋鉄道本線の「名鉄名古屋」駅直上にある「名鉄百貨店」「名鉄グランドホテル」「名鉄バスセンター」などを一体で再開発する。総事業費は約5,400億円(名鉄の開発事業投資額)。同社のほか、名鉄都市開発(株)、日本生命保険相互(株)、近畿日本鉄道(株)、近鉄不動産(株)が共同事業者となる。

 敷地面積は約3万2,700平方メートル。延床面積は約52万平方メートル。北側がオフィス、商業施設、ホテル、商業施設、バスターミナル、駐車場等で構成する2棟のビルを新築する。同時に地階の「名鉄名古屋」駅を拡張、4線化するなど再整備する。

 「名鉄百貨店」を2026年2月末で、「名鉄グランドホテル」を同年3月22日に、「名鉄バスセンター」を同年3月中に営業を終了。26年度に解体工事に着工。27年度に新築工事着工。33年度に1期工事(オフィス、商業施設の一部、ホテル、バスターミナル)を竣工、開業する予定。

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有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。