不動産ニュース / リフォーム

2025/3/27

コクヨ、既存ビル再生事業に進出

 コクヨ(株)は26日、既存ビルの再生収益事業を開始すると発表した。

 増加が予想される既存中小オフィスビルの空室対策や、既存建物のバリューアップニーズへの対応を目的に、アセットバリューアップ推進室を新設。今後、不動産の企画からリノベーション、運営までを自社で取り組む。

 事業開始に伴いこのほど、東京都台東区蔵前にある1棟空きビルを取得した。JR総武線、都営浅草線「浅草橋」駅徒歩5分、敷地面積425.81平方メートル、建物は鉄骨鉄筋コンクリート造地上8階建て。延床面積は2,222.51平方メートル。ものづくり系のショップや人気の飲食店の出店が続きインバウンドに人気のエリアだが、働く場としても支持されるエリアとなるような施設への再生を目指し、バリューアップを進める。

 同社では今後既存事業に加え、その前段の投資不動産の企画や建築リノベーションによる再生計画、オープン後の場の運営モデル構築などを通じ、請負、マスターリース、取得といったさまざまな方法で事業を展開していく計画。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。