三菱地所（株）は28日、英国・ロンドンにおける物流施設開発事業「Bromley」に参入したと発表。2024年12月に事業用地を取得、英国で行なう初の物流施設開発事業となる。
英国物流の主要エリアの一つであるグレーターロンドンの南部、ロンドン中心部から南東約15kmのBromley地域における開発。主要国道至近に位置し、ロンドン中心部や周辺の居住人口集積地への最終配送拠点として、効率的な物流・配送が可能な立地。複数の鉄道路線がロンドン中心部を結んでおり、通勤利便性も確保されている。
施設は地上1階建て3棟・11ユニット構成。各ユニット延床面積は275～1,513平方メートル、合計約8,110平方メートルの物流施設を供給する予定。太陽光パネルの設置、リサイクル材の活用、電気自動車用充電ポートの設置等を行ない、国際的なグリーンビルディング認証「BREEAM Outstanding」の取得を目指す。
着工は25年第3四半期、竣工は26年の予定。
