国土交通省は31日、2025年2月の建築着工統計を公表した。
同月の新設住宅着工戸数は6万583戸(前年同月比2.4%増)、新設住宅着工床面積は471万8,000平方メートル(同4.3%増)と、いずれも10ヵ月ぶりの増加。季節調整済換算値は80万5,000戸(前月比4.1%増)で、増加に転じた。
利用関係別では、持家が1万6,272戸(前年同月比0.2%減)と、2ヵ月連続の減少。貸家は2万5,744戸(同3.2%増)と増加。分譲住宅は1万8,213戸(同5.1%増)と10ヵ月ぶりの増加となった。分譲住宅のうち、マンションは8,422戸(同12.5%増)と2ヵ月連続で増加、戸建住宅は9,628戸(同0.8%減)と28ヵ月連続で前年同月を下回った。
三大都市圏別では、首都圏が総数2万2,254戸(同1.2%増)。内訳は持家3,589戸(同3.9%減)、貸家1万219戸(同6.6%増)、分譲8,409戸(同2.1%減)。中部圏は総数6,417戸(同10.6%減)で、持家2,528戸(同1.2%減)、貸家2,080戸(同23.2%減)、分譲1,779戸(同6.4%減)。近畿圏は総数1万788戸(同12.9%増)、持家2,276戸(同4.4%増)、貸家4,761戸(同3.1%増)、分譲3,716戸(同49.2%増)だった。