不動産ニュース / その他

2025/4/7

米国で初の賃貸住宅バリューアド事業/関電不

「Villas at Old Concord」外観

 関電不動産開発(株)は4日、米国ボストン近郊で賃貸住宅のバリューアド事業に参画すると発表した。

 同社の米国現地法人Kanden Realty& Development America LLCを通じ、米国マサチューセッツ州ボストン近郊ビレリカの賃貸住宅をTruAmerica Multifamilyと共同で取得。TruAmerica社が推進するバリューアド事業に参画するもので、関電不動産開発における初めてのバリューアド事業となる。

 物件名は「Villas at Old Concord(ヴィラズ アット オールド コンコード)」(総戸数324戸)。ボストン中心部まで車で約30分。オフィスや商業施設などが集積するU. S. Route 3沿いの、ボストン中心部等への交通利便性が高いエリアに立地する。敷地面積は約6万4,397平方メートル。4階建て7棟で構成し、貸床総面積は約3万3,341平方メートル。1Bed:108戸、2Bed:196 戸、3Bed:20戸で、2004~06年に竣工した。

 今後、AIを活用した収益管理システムの導入や、キッチンをはじめとする専有部のリノベーション、共用部に内外装の改修などを実施し、価値向上を図っていく。

 同社は今後も投資アセットの多様化を進め、米国不動産事業の知見を拡充するとともに、さらなる収益拡大を目指していく考え。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。