(株)東京カンテイは29日、2025年4月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を公表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、横ばいは「曇」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表したもの。
同月は、「晴」が21地域(前月20地域)に増加。「雨」は7地域(同9地域)、「曇」は5地域(同9地域)と減少。「薄日」は7地域(同5地域)、「小雨」も7地域(同4地域)とそれぞれ増加した。
全国で天候が改善したのは11地域(同7地域)と増加。横ばいは30地域(同29地域)に増加、悪化は6地域(同11地域)に減少した。
47都道府県のうち、前月比価格が下落したのは12地域(同20地域)と減少。前月と比較可能で事例数が10以上の全国525市区町村のうち、41.5%に当たる212市区町村で価格が下落したが、前月の234都市(44.6%)からは減少している。