鹿島建設(株)は16日、オーストラリアの現地法人カジマ・オーストラリア社が豪州のディベロッパー・プロインベスト社とファンドマネジメント合弁会社を設立したと発表した。
豪州およびニュージーランドにおいて、投資家から資金を募り賃貸集合住宅の開発・運営を手掛けるファンドマネジメント事業をスタートする。豪州は移民の受け入れにより毎年2%前後の人口増加率を維持する一方で、住宅の供給不足も深刻な社会問題となっており、長期的に堅調な需要が見込めると判断した。
プロインベスト社は豪州とニュージーランドで複数のファンド組成やホテル開発の実績を持つ。今後は、日本だけでなく海外からの投資も呼び込んでファンド規模を拡大していく計画。