不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/7/7

ファミリー層の物件探し、8割超が「学区情報」重視

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は7日、「学区情報に関する調査」結果を発表した。

 アットホームに加盟する全国の不動産会社831社および消費者234名を対象にインターネットによるアンケート調査を実施。調査期間は、不動産会社が4月22~30日、消費者が同月10~17日。

 接客の際、ファミリー・夫婦世帯から小学校や中学校の学区情報について質問を受けたことがあるかと不動産会社に聞いたところ、「受けたことがある」が84.4%となった。「受けたことがある」と回答した不動産会社に、ファミリーや夫婦世帯のうち、どのくらいの人が学区について質問するかを尋ねたところ、「5~10割」と回答した人の合計は39.7%だった。

 接客や物件調査等の不動産業務において、小学校や中学校の学区情報を調べたことがあるかどうかを聞いたところ「調べたことがある」が93.9%に。ほとんどの不動産会社が学区情報を調べた経験があった。

 また、学区を重視しているファミリー・夫婦世帯が物件を探すタイミングについて不動産会社に聞いたところ、「入学の1年前まで」が29.9%と最多。次いで「入学の6ヵ月前まで」が18.9%と、約半数が1年前~6ヵ月前の間に物件を探していることが分かった。

 さらに、接客の際に学校選択制の制度を案内したことがあるかを聞いたところ「案内したことがある」が46.1%となった。どのように案内したのかについては、「学区内に希望の物件が見当たらず困っている際、学区外からでも選択できる制度があることを伝えた」といった回答がみられた。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。