不動産ニュース / 開発・分譲

2025/7/24

フィリピン・マンダルヨン市で分譲マンション発売/野村不

「The Observatory」完成予想パース

 野村不動産(株)は24日、フィリピン・マンダルヨン市の大型複合開発「The Observatory(ザ・オブザーバトリー)」の住宅棟「SORA Tower at the Observatory」(総戸数650戸)が6月に着工、モデルルームを新設し販売を本格的に開始したと発表した。

 同社はフィリピンの大手ディベロッパーFederal Land, Inc.と共に合弁会社Federal Land NRE Global Inc.(以下、「FNG」)を設立し、同プロジェクトに参画。同物件は、FNGが初期のプロジェクトとして参画した4物件のうちの一つ。メトロマニラ主要CBD至近の約4.5haの敷地に最高階数48階8棟、総戸数4,300戸規模の分譲住宅、1棟のオフィス、低層階の商業施設による大型複合開発として推進している。

 「SORA Tower at the Observatory」はFNGが携わる分譲マンション第1号案件。フィリピンの首都圏であるメトロマニラのうち、主要都市エリア(BGC、マカティ、オルティガス)に囲まれた利便性の高いエリアに立地する。建物は地上36階地下6階建て。足元の商業施設に直接アクセスすることが可能。

 住戸面積は28~148平方メートル、スタジオタイプ~3ベッドルームタイプ。南向き住戸を多く備えた計画とし、共用部には職住近接を求める若い世代の居住者に向けたコワーキングスペース、ZENリラクゼーションスペースなどを設ける。また、住戸内には“日本のライフスタイル”をコンセプトとした収納計画などを採用している。 

 初期販売済住戸のうち、日本人の購入者が全体の約4割を占めており現地の顧客に加え、日本人からの評価も高いという。

 竣工・引き渡しは2030年の予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆