不動産ニュース / 開発・分譲

2025/7/28

「秀和」第1号の建替え「プラウドタワー渋谷」が竣工

建て替え前の「秀和青山レジデンス」外観
「プラウドタワー渋谷」外観

 野村不動産(株)は28日、新築マンション「プラウドタワー渋谷」(東京都渋谷区、総戸数132戸)の竣工を発表した。

 秀和レジデンスシリーズの第1号物件「秀和青山レジデンス」マンション建替事業として、旭化成不動産レジデンス(株)と共同で参加組合員として進めてきたプロジェクト。東京メトロ「渋谷」駅徒歩5分。敷地面積1,926.47平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上26階地下2階建て、免震構造を採用した。

 従前の「秀和青山レジデンス」は1964年に竣工した、秀和レジデンスシリーズの第1号物件。築50年を超えて建物や設備が老朽化したことで建て替えを決断した。建替事業では、緑化を施した広場上空地や幅2.0mの歩道上空地を設けるなどして、マンション建替え等の円滑化に関する法律に基づく容積率特例を、渋谷区で初めて活用。従来の容積率500%から約155%の割り増しを受けた。

 外観は、縦方向のマリオンを使いつつ、タワーマンションらしいカーテンウォール風サッシに空が映り込む仕掛けとした。邸宅感を演出するため、上層・中層はマリオンやキャノピーで重厚感を演出しながら、基壇部に石材を用いた。

 内装については、ホテルのロビーのような「秀和青山レジデンス」の佇まいを継承するため、「伝統とモダンの現代的な融合」をテーマに品格のあるインテリアとした。エントランスから内部へは石を使った壁面で連続性を表現。エントランスホールとラウンジはアルミルーバーやパターンガラスを使用して贅沢かつ高級感のある仕上がりとした。

 完売済み。

この記事の用語

マンション建替え円滑化法

「マンションの建替えの円滑化等に関する法律」を参照

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