(株)東京カンテイは28日、2025年6月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を公表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表した。
同月は、「晴」が22地域(前月17地域)に増加。「雨」は6地域(同8地域)、「曇」は4地域(同8地域)、「薄日」は8地域(同11地域)にそれぞれ減少。「小雨」は7地域(同3地域)に増加した。
全国で天候が改善したのは12地域(同7地域)に増え、横ばいは30地域(同31地域)に減少、悪化も5地域(同9地域)に減少した。
47都道府県のうち、前月比価格が下落したのは14地域(同22地域)と減少。前月と比較可能で事例数が10以上の全国510市区町村のうち、37.8%に当たる193市区町村で価格が下落しており、前月の236都市(45.7%)からエリア数、割合ともに減少となった。