国土交通省は31日、2025年6月の建築着工統計を公表した。
同月の新設住宅着工戸数は5万5,956戸(前年同月比15.6%減)、新設住宅着工床面積は431万7,000平方メートル(同16.6%減)と、いずれも3ヵ月連続の減少。季節調整済年率換算値は64万7,000戸(前月比22.4%増)と、3ヵ月ぶりに増加した。
利用関係別では、持家が1万6,030戸(前年同月比16.4%減)、貸家は2万4,289戸(同14.0%減)、分譲住宅は1万5,075戸(同17.9%減)。分譲住宅のうち、マンションは5,945戸(同27.9%減)、戸建住宅は8,921戸(同10.9%減)と、すべて3ヵ月連続で減少した。
三大都市圏別では、首都圏が総数2万803戸(同11.1%減)。内訳は持家3,359戸(同12.9%減)、貸家10,329戸(同1.0%減)、分譲6,922戸(同22.9%減)。中部圏は総数6,697戸(同6.4%減)で、持家2,402戸(同14.1%減)、貸家が2,587戸(同5.2%増)、分譲1,691戸(同10.3%減)。近畿圏は総数9,381戸(同13.5%減)、持家2,279戸(同6.9%減)、貸家4,099戸(同9.2%減)、分譲2,961戸(同22.3%減)だった。