(株)グローバルトラストネットワークスは5日、セイノーラストワンマイル(株)、(株)セイノースタッフサービス、(株)パッションジャパン、(株)明光キャリアパートナーズと共同で、「グローバル物流人財活躍コンソーシアム」を発足したと発表した。
深刻化する物流業界の人手不足という社会課題に対し、「育てる・支える・つなぐ」をキーワードに、海外の教育・送り出し機関と連携した育成から、国内企業への定着支援までを一気通貫で支援するスキームを構築。性別や職種、配送対象(ToC/ToB)を問わず、物流業界の“誰もが参加しやすい人財プラットフォーム”の実現に向け、現場起点の取り組みを推進していく。
具体的には、海外の教育・送り出し機関と連携した外国人ドライバーの育成、共通マニュアル・研修教材によるスキル・マインドセット形成を推進。受入企業への認定制度・面談支援、生活・文化支援を含むトータル定着支援モデルの提供なども行なう。
今後は、外国人ドライバー採用・活用セミナー(月例)、教育機関との合同フェア・マッチングイベント(年次)を開催。インドネシア、ベトナム等への視察ツアーや、採用・研修に関するポータル・教材の共同開発などを推進していく。
同コンソーシアムでは、新たに参画できる物流関連企業を募集。法人会員の参画については、初期セミナーの受講と受入体制の整備を基本条件とし、認定制度・支援制度に基づく継続支援を行なうこととする。年会費は10万円(税込み)。官公庁・学術機関はアドバイザー参加とし、会費は免除となる。
8月までを参画企業の受け付け、活動計画策定等の準備期間とし、9月より本格始動する予定。