国土交通省は12日、令和7年6月分の建設工事受注動態統計調査報告を公表した。
同月の受注高は11兆2,056億円(前年同月比3.3%増)。元請受注高は7兆8,168億円(同11.4%増)、下請受注高は3兆3,888億円(同11.6%減)となった。元請受注高は9ヵ月連続で増加した一方、下請受注高は3ヵ月連続で減少した。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は2兆3,307億円(同8.0%増)、民間等からは5兆4,861億円(同12.9%増)となった。
公共機関からの受注工事(1件500万円以上)額は2兆2,300億円(同1.7%増)。このうち「国の機関」からの受注は4,175億円(同5.3%減)、「地方の機関」からは1兆8,125億円(同3.4%増)。
民間等からの受注工事については建設・建築設備工事(1件5億円以上)の受注工事額は1兆7,527億円(同30.5%増)、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上)は1兆816億円(同24.0%増)だった。