不動産ニュース / 開発・分譲

2025/9/5

シアトル近郊で賃貸住宅を共同開発/住友林業他

「Alexan Eastgate」外観イメージ

 住友林業(株)、(株)熊谷組、芙蓉総合リース(株)は5日、米国の大手デベロッパーTrammell Crow Residential(以下「TCR社」)と共同で賃貸用集合住宅「Alexan Eastgate」(米国ベルビュー市、総戸数388戸)を開発すると発表した。住友林業とTCR社の協業案件としては8件目。

 開発主体は、住友林業の100%子会社SFA MF Holdings、熊谷組、芙蓉総合リースの100%子会社Fuyo General Lease (USA) Inc. が組成したJVとTCR社が共同で出資する特別目的会社。住友林業の100%子会社である住友林業アセットマネジメント(株)が、同プロジェクトのとりまとめや参画企業との調整を行なう。

 計画地は、シアトル・タコマ国際空港まで車で約25分、シアトル中心部まで車で約15分でアクセスできるベルビュー市イーストゲート地区。企業や教育機関が数多く集積する主要雇用集積地への交通利便性に優れ、教育環境・生活環境にも恵まれたエリアに開発する。

 建物は地上8階建てで、1~3階は鉄筋コンクリート造、4~8階は木造枠組壁工法とし、コスト削減を図るとともにカーボンニュートラルにも貢献する計画。賃貸床面積は3万3,738平方メートル。ヤングプロフェッショナルと呼ばれる高度な専門知識やスキルを有するビジネスパーソンを主要ターゲットとし、ファミリー層や中高年の夫婦の需要にも応えられる多様な間取りを用意する。共用施設として、ルーフトップデッキ、オフィススペース、ペットケア設備などを設ける。

 2025年9月に着工。竣工および賃貸開始は28年12月の予定。

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