不動産情報サービスのアットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は22日、2025年第2四半期(4~6月)のマンション賃料インデックスを公表した。
アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料を、09年第1四半期を基に指数化。指数値の差が「~-5.00」は大幅に低下、「-4.99~-0.51」は低下、「-0.50~+0.50」は横ばい、「+0.51~+4.99」は上昇、「+5.00~」は大幅に上昇と定義している。
当期の首都圏の賃料インデックス(全体概況)は、東京23区が128.20(前期比+1.84)、東京都下115.78(同-0.33)、横浜・川崎市121.26(同+0.71)、千葉西部121.07(同-2.26)、埼玉東南部118.95(同+0.49)となった。
地方都市では、札幌市が128.02(同+1.26)、仙台市124.89(同-1.05)、名古屋市103.67(同+3.86)、京都市124.02(同+2.12)、大阪市136.64(同-1.70)、大阪広域120.41(同-1.65)、福岡市125.58(同+0.43)。
東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ(18平方メートル以上30平方メートル未満)が126.04(同+2.13)、コンパクトタイプ(30平方メートル以上60平方メートル未満)が130.46(同+1.77)、ファミリータイプ(60平方メートル以上100平方メートル未満)が134.52(同+3.17)と、すべてのタイプで上昇した。